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上田町の家

敷地は、数年前に出来た高速道路と線路の間に位置する地域にあり、幹線道路沿いに大型商業施設ができ、戸建て分譲が盛んに行われている。ご実家の敷地内での計画で、果樹の合間でお互いが気兼ねなく生活ができるよう計画。
もともとあった大きなケヤキの木をよけ、内側に自分達の領域を得るように建物をへの字の形とした。隣に立つ母屋に開きすぎず閉じすぎず、なんとなく見えるような見えないような、柔らかい関係性をつくれるよう配慮した。
お客様を大きな玄関で迎えたいというお話を踏まえ、中央に広々とした玄関スペースを設け、リビングゾーンと主寝室ゾーンとで挟んでいる。
角度が造り出す包み込むような外部と縦横に広がる内部の空間で、おおらかな生活を営んでいただければと思う。


所 在 地  伊勢崎市上田町
構   造 木造在来工法
敷地面積  484.60u
建築面積  108.76u
延床面積  115.99u
構造設計 桑子亮/桑子建築設計事務所
施   工 潟Iムニバス
写   真 鳥村鋼一
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