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玉村の家
敷地は田園風景のなかで、要所要所に集落が点在するような地域の40年ほど前にミニ分譲されたであろう区画にある。
やや細めの路地が通り少し年を重ねた家々と、繁茂する庭。ところどころの区画は新しい建物へと刷新され、街区の景色が変化してきている。
今回の計画地も、古い家が壊され更地となっていた。
南側の家と家のすき間と、北側の空き地。横並びになる家々のなかで南北への抜けをつくりだしたいと考えた。
二つに分けたボリュームはすき間に南北への抜けを造りだすとともに、腰壁やボリュームに包まれ、半クローズの落ち着いた場となっている。2階のすき間ベランダからは北西の奥に位置する和室へ光と風を運び入れている。
南面道路に対し駐車場を確保した計画は、建物の見通しもよく少し気恥ずかしいが故に、腰壁という見えるような見えないような高さを造りだすことで、抜け感と守られ感を獲得している。
南と北、それぞれで行われる地域の花火大会を、すき間ベランダやお庭で仲良し家族みんなで、楽しんでいただければと思う。



所 在 地  群馬県佐波郡玉村町
構   造 木造在来工法
敷地面積 228.71u
建築面積  65.12u
延床面積 102.68u
構造設計 桑子亮/桑子建築設計事務所
施   工 Omunibus inc
写   真 鳥村鋼一
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